年齢を重ねると気になってくるのがお肌のしみですが、しみがあるのとないのとでは、
肌の明るさに大きく違いが出てしまい、実際より老けてみられるようなこともあるので、
広がりが少ないうちに何とか対処しておきたいものです。
30~40歳代に発祥する淡褐色のしみのことを肝斑といい、色白よりも皮膚の色が
浅黒い方がなりやすいといわれていて、両頬や額、下顎、上口唇などに
左右対称性に出来たり、地図のようにも見えたりする厄介なものです。
妊娠期に現れる人は、妊娠2~3カ月ころからが多く、色も徐々に濃くなっていき、
出産後に戻る人とそうでない人がいて、ピルの服用が原因で起こることから、
女性ホルモンの要素が大きく関係していると言われています。
また、紫外線を浴びると悪化する恐れがあるので、外出時には顔の肌の露出は
出来るだけ避けたいところです。
紫外線予防のため、屋外では帽子や日傘、サングラスなどをつけ、
屋外はもちろん、光を浴びる屋内でも日焼け止めクリームを塗るのをおすすめします。
しかし、すでに肝斑が出来てしまっているので、悪化を防ぐためにも何とかしたいという方は、
治療を行わなければなりません。
肝斑の治療に効果があるのは、トラネキサム酸やビタミンC、ビタミンEの内服や
ハイドロキノンなどの美白外用剤、またはケミカルピーリングなどだとされていますが、
どれも即効性があるわけではないので、普段の生活習慣も含めて徐々に治療を
進めていくことが大事です。